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金利について(基礎編その1)

2016年02月20日

  金利についてのお話(基礎編その1)です。

   最近のニュースを賑わしているマイナス金利。日本は今までマイナス金利が無かったので
 一体全体マイナス金利で今後どうなるのでしょうか? 誰しも疑問に思うことですね。   
 その前に金利についての基礎的なお話をシリーズでお伝えします。
  
 ■金利とは、「資金を一定期間貸したことに対して支払われる報酬」(広辞苑より)とあります。
  例えば、貸し手が100万円を5%の金利で貸した場合、一年で支払われる報酬は
   100万円×5%=5万円  となります。
  この金利は、私たちの生活において、お金を運用する時(預貯金の利息、国債の利回りなど)や
  お金を借りる時(住宅ローン、カードローンなどの支払利息)など様々な使われ方をしています。
  
 ●金利に関する用語には、「利息(利子)、利率、利回り」など色々な言葉が使われます。
 ・「利息と利子」は一般的に同じ意味ですが、慣例的に次の様に使い分けることがあります。
  -「利子」とは、借りたお金に対して一定の割合で支払う金銭。
  -「利息」とは、貸した(預けた)お金に対して一定の割合で受け取る報酬。
   ※上記説明は広辞苑より。
   ※銀行では「預金」や「利息」、郵便局では「貯金」や「利子」ともいいますね。
 ・「利率」とは、利息(利子)の元本に対する割合のことで、年利・月利・日歩などがあります。
 ・「利回り」とは、利益配当または利子も含めた元本に対する割合のことです。
  
 ●金利には「固定金利」と「変動金利」があります。
 ・「固定金利」とは、定めた期間の金利が変わらない金利です。
  身近には、通常の定期預金、個人向け国債の3年や5年物、長期固定住宅ローン(フラット35)
  などがあります。
 ・「変動金利」とは、ある一定の条件により変動し続ける金利です。
  身近には、普通預金、個人向け国債の10年物やの変動金利型の住宅ローンなどがあります。
  (中には変動型定期預金もあります)
 
  ●金利には「短期金利」と「長期金利」があります。
 ・「短期金利」とは、通常は1年以内の借入・運用に関する金利のことを言います。
  無担保コール翌日物金利という日銀が目標設定する金利です。
  日銀の金融政策はこの金利を目標に行われます。
 ・「長期金利」とは、通常1年を超える借入・運用に関する金利のことを言います。
  10年物国債の市場金利になります。
  住宅ローン金利や長期貸付金利などを決める要素になります。
 
  ●金利が決まる要素は様々ありますが、基本的な考え方を述べます。
 ・金利の基準はその国の通貨によっても異なります。
  その国の経済状況や信用リスクなどによって決まります。
  前述の中央銀行がコントロールする「短期金利」と市場によって決まる「長期金利」が
  その通貨の基準となります。
 ・借り手の信用度合によっても変わります。
  借り手の信用度合が低い場合は信用リスクを加味した分、金利が高くなります。
 ・返済期間によっても変わります。
  返済期間が長いほど、リスク要素が高くなり一般的に金利も高くなります。
   
  次回は、金利に関する具体的な計算方法をテーマにします。

2016.2.20 諸星純一

投稿者:未来への扉 カテゴリー: 金融

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